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イタタタ…突然の「こむら返り」これってなに?

こむら返り2

夜中に起こることも……突然起こる「こむら返り」の正体とは?

スポーツの秋。これから新しい運動を始めようと思っている方も多いかと思いのではないでしょうか?
ですが……久しぶりの運動で足がつってしまった……なんて事も!!

今回はそんな“こむら返り”「足がつる現象」について紹介しようと思います。

こむら返りとは?

こむら返りとは、足がつること。
筋肉が急激に収縮、痙攣し、痛みが出てしまっている状態の事を言います。

こむら返り

突然起こると、痛いし驚くしで、不快ですよね……。

運動中に足がつってしまう原因は?

  • 筋肉の疲労
    ふくらはぎは日常生活の中でよく使われる筋肉で、激しい運動をすると、より酷使されてしまいます。
    筋肉が疲労を起こすと、筋肉と神経の伝達が乱れ、筋肉が緊張しやすくなることで足がつりやすくなります。

 

  • ミネラルや水分の不足
    筋肉を動かすにはミネラル(カリウム・ナトリウム・マグネシウム・カルシウムなど)が必要で、これらが不足してしまうと、身体の中のイオンバランスが崩れ、足の疲労感や、足がつるなど症状が出やすくなります。
    発汗などにより身体の水分が不足すると、血液がドロドロになり、ミネラルの供給がしづらくなります
    水溶性のミネラルは水に溶ける性質があり、汗や尿から外に出ていってしまうため、ミネラル不足となり、足がつりやすくなってしまうのですね。

 

  • 冷え
    冷えによって血流が悪くなると、筋肉が緊張しやすくなります。
    それによって血管が圧迫され、更に血流が悪くなり、この悪循環によってさらぶ足がつりやすくなってしまいます。

 

  • 運動不足
    普段、運動不足な状態で急に身体を動かすと、ちょっとした刺激で末梢神経が異常な反応を起こしやすくなります。
    すると、筋肉が緊張して、ちょっとした反動で足がつってしまうようになるのです。

 

こむら返り予防には「疲労回復&血流改善」 !!

「鍼やマッサージ」

いくら普段からセルフケアに気をつけていても、土台である筋肉が疲労した状態のままでは、思うような効果はでません。
足がつり難い状態にするためにも、まずは、疲労した筋肉を治療しておきましょう。

鍼やマッサージで疲労した部分を治療することによって、「筋肉が柔軟になる」「筋肉の血流改善」「ミネラルや栄養の供給がしやすくなる」「運動後の回復が早くなる」などの効果が期待できます。

※治療の詳しいポイントは後ほど説明しますね。※

 

「栄養の補給」

人は、1日に2.5リットルほどの水分を尿や汗から外に出します。
運動をすると更に1~2リットル程水分が失われてしまいます。
なので出ていってしまった分の、水分・ミネラルを補給する必要があります。

ですが、ミネラルは身体で生成することができないため、食事などで補いましょう。

汗を沢山かいたときには、水分・ミネラルがバランス良く補えるスポーツ飲料がオススメ!!

また、バナナや干しエビ、卵や豚肉にはミネラルやビタミンが豊富に含まれているため、これらを使った食事をすると良いでしょう。

水

 「まずは軽い運動から」

普段から運動不足の人の場合は、急に激しい運動をするのは逆効果!
まずは、ウォーキングやジョギングなど、軽い運動をすることを心がけましょう

また、運動前と後には必ずウォーミングアップやストレッチを行いましょう。
しっかり身体を温めることで、ケガや、筋疲労の予防になります。

 

それでも筋肉がつってしまった時の対処法!

まず、ゆっくりとストレッチしていきましょう。
例えば、ふくらはぎをつってしまった場合、つま先を立てて、ふくらはぎを伸ばすようにすると、徐々に痛みが引いていきます。

 

こむら返りの対処法

 

「マッサージや鍼による治療」

足がつったあとの痛みや違和感を解消するには、マッサージや鍼が効果的です。
固くなった筋肉を柔軟にして、血流を改善させる。というのが治療の目的の1つです。

ビファインでは、西洋医学に基づいた筋肉へのアプローチはもちろん、東洋医学による患者様ひとりひとりの体質に合わせた治療で、根本的な原因へのアプローチをしていきます。

そこで、今回は筋肉とツボを合わせた治療のご紹介をします!!

足三里(あしさんり)”

足三里は前脛骨筋(ぜんけいこつきん)と呼ばれる筋肉に存在します。
この筋肉とふくらはぎは、共に足首の動きに関わっており、お互いの筋肉の動きをサポートし合う筋肉(拮抗筋)なため、ふくらはぎを治療する上ではとても重要です。

また、身体のエネルギーの源でもあるツボなので、疲労回復、血流の改善にも効果的です。

足三里

太衝(たいしょう)、中封(ちゅうほう)”

足首の固さを取り、ふくらはぎの緊張を取るのに有効なツボです。また、筋肉や血液の生成にも関わるツボであるため、筋肉の疲労や血流の改善にも有効なツボです。

太衝(・中封

承筋(しょうきん)承山(しょうざん)”

ふくらはぎの筋肉に直接アプローチをしてくれます。
また、血液や体液の浄化をする働きもあるため、こむら返りの治療にはとても効果的なんです!!

承筋・承山

普段からできること

私生活に取り入れられるものとして〈置き鍼〉というものがあります!

シールの真ん中に鍼の先端が短くついているので、あとは貼るだけ。
コリがひどい場所や、東洋医学のツボに貼るととても効果があります!

先ほど紹介した前脛骨筋にある足三里というツボに置き鍼をすると、脚のだるさがスッキリ!
オススメです(*^^*)

肌色のシールなので。貼っているのも分かりづらいので、当院の治療と並行して置き鍼をして頂くと、より効果が長持ちします!!

 

折角訪れたのスポーツの秋。
気持ちよく運動するためにも、日々の体調管理やセルフケアを行い、体質や状態をみてしっかりと治療をしていきましょう!
困ったことがあれば、お気軽にビファインにご相談ください!!

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