
スポーツにつきものの「捻挫」の治療法について
スポーツの秋!!……につきものの「捻挫」について詳しく知りましょう 夏の暑さも通り過ぎ、すごしやす…
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健康の知恵袋
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朝起きてからの、初めの一歩が痛い。
かかとが地面に着くと痛みが走る。
かかとの内側を押すと痛い。
歩いたり、運動すると痛くなる。
原因はわからないけど「足が痛い」
そんな症状が気になる方はいませんか?
もしかするとそれは、「足底筋膜炎」という症状かもしれません。
足底筋膜炎とは、漢字の通り「足の裏の筋膜が炎症を起こしている状態」のことを言います。
足の裏にはたくさんの筋肉がついており、それを覆っている膜が足底筋膜です。
実際に炎症が起こっている場合、基本的には安静にして痛みが徐々に引いてくるのですが、実際はなかなか治らず、痛みが引かないことが多いです。
というのも、足というものは生活する上で必ず使う部位ですし、さらには足の裏は体の中で唯一地面に着く部分であり、歩く際には地面からの反発を初めに受けるから。
足というものは、こうした「どうしても使用せざる負えない状況」が起こってしまうため、足に起こる炎症というものはなかなか治りにくく、生活に不自由を感じながらも我慢するしかない状況に陥りやすいのです。
足の裏は3つのアーチと呼ばれる、体重を支えてくれたり、歩いたり、走ったりする際の、衝撃を和らげてくれる構造ができています。
私達の足は通常、重心が内側にかかるので、足の裏の内側にあるアーチが重要となってきます。
足の裏の内側=いわゆる土踏まずにあたる部分ですね。
ですが、このアーチが下がってしまった状態を、扁平足と言います。
扁平足の場合、足底筋膜が伸ばされ、その状態のまま足に負担がかかってしまう為、足底筋膜炎になりやすいと言われています。
※本来はこうしたアーチがあるのが足の裏※
※足裏の痛くなりやすい部位※
足の痛くなりやすい部位や、炎症を起こしやすい部位はこの三箇所が多いのですが、他の部分でも足の裏が痛いと、多くの場合が足底筋膜炎と診断されることがあります。
足底筋膜炎になりやすい人の特徴は……?
等、だれでも思い当たるようなことがあげられます。
つまり、だれでも足底筋膜炎になる可能性はあるのですね。
【温める】
痛みが出ている場合は、お風呂に入って足を温めましょう!
筋肉が柔らかくなり痛みも引いてきますし、リラックス効果もあるので自己治癒能力も上がってきます。
【周りの筋肉を緩める】
先ほどの説明にもあった、「アーチ」を整える為に足底に付着している、すねの筋肉(前脛骨筋、後脛骨筋、腓骨筋)にアプローチしていきます。
すねの筋肉はアーチを構成する足底の骨に付いている為、硬くなると綺麗なアーチを作れなくなってしまうのです。
もちろんすねの筋肉以外にも、にもふくらはぎなどの筋肉も緩めていくのがベスト!!
【超音波治療】
炎症がしてしまっている部位に、超音波治療を行います。
超音波治療は温熱療法でもあるので、痛みが強い場合は温めすぎないよう、強さを調節しながら行います。
もちろん、その強さの加減は馴れたスタッフにお任せください!
※足裏でも超音波治療はもちろんできます※
【テーピング】
テーピングを巻くと、日頃からの足への負担を軽減させてくれます!
もちろん、スポーツ前などに負担を軽減させるためにやるのも、とても有効です。
ですが、毎回ビファインでテーピングを巻いてもらいに行くことは難しい……と悩まずとも(笑)自宅でできる、テーピング法をお伝えします!!
①母指内転筋横頭(親指の付け根の下あたり)からぐるりとテープを回します。
②踵から、先ほどのぐるりと巻いたテープの位置まで、テープを持って行きます。
③踵の少し上、さらにもう少し上の位置にテープを重ねます。
④先ほどの③のテープの場所から、①のテープの場所まで新しくテープを重ねます。
⑤今度は、踵の後ろを通るように、①のテープの横から横へとテープを重ね、
最後に、①のテープと同じ場所にぐるりとテーピングしたら完成!!
がっちりと保護できました。
何気ない痛みも、放っておくと治り難くなってしまいます。
肩や首、腰と同様、足の痛みにも、気になることがあればいつでもお越し下さい(^q^)
ビファインでは、全身の痛みに対処できるよう、日々、勉強しています!!