
水仕事の大敵!「ヘバーデン結節」を知っていますか?
「冷え」が天敵「ヘバーデン結節」について ついに今年も残すところ後2ヶ月を切りましたね。 段々と…
続きを読む
健康の知恵袋
Contents
スポーツの秋真っ盛り!!
つい最近は、テニスの楽天ジャパンオープンが開かれていましたね。
皆さんはご覧になりましたでしょうか?
近年は、錦織選手以外にも、男子も女子も戦績を残す選手が増えてきましたが、今回はそんなテニス界より「テニス肘」についてご紹介します!
みなさん、腕を軽く伸ばして肘関節を軽く掴んでみましょう。
くりっとした、丸みを帯びた骨があるのが感じられるのではないでしょうか?
テニス肘とは、この肘の関節の内側や外側にある、丸い骨がふれ合っている部分が痛んでしまうことを言います。
ちなみに、同じテニス肘でも、初心者とプロでは痛む箇所が違うことが多いんですよ。
【初心者】
初心者や趣味でやっている方は「外側の痛み」が多く、バックハンドストロークの時に痛むことが多い。
【プロ】
プロや長い経験者は「内側の痛み」が多く、フォアハンドでの強いストロークやサーブ動作で痛める場合がほとんど。
そして、テニスをやっていなかったり、スポーツと関係ない人でも、肘の曲げ伸ばしを繰り返すことによって発症することもあるのがテニス肘。
筋力の弱い女性や、毎日家事を繰り返して行う方にも起こり得るというから、テニス肘は厄介です。
引き出しや、ドアノブが引けなくなるほど肘が痛むのは、生活に支障が出てしまい大変ですね。
しかも「鈍い痛み」どころか「電気が走るような痛み」まで生じては、好きでやっているテニスをするどころではありませんね。
痛む場所(=局所)への治療はもちろんなのですが、肘だけでなく、「腕」や「手首の筋肉」「関節」にも負担がかかりやすくなってしまうので、そちらにも鍼灸でアプローチをします。
肘髎、手三里、曲池、外関、温溜などに鍼をうっていきます。
少海、天井に鍼をうっていきます。
今回の写真は鍼ばかりですが、お灸もおすすめです。
お灸は炎症を早く取り除いてくれる作用があるので、痛む場所にご自宅でお灸をするのも治癒を早める有効な方法です。
慢性化してしまうと、他の部分がかばってしまったり、さらに腕に負担がかかりやすくなってしまったりするので、安静に過ごすことが望ましいでしょう。
テニスでの怪我というと、一般的にテニス肘が多いイメージがあるかもしれませんが、実は手首の怪我も多いのです!!
プロテニスプレイヤーのナダル選手が患っていたのは『TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)』と呼ばれる、手首の外側を痛めてしまう怪我でした。
ビファイン下北沢の藤本院長も、実はこの怪我で手術をしています……(T-T)
テニス肘と比べると、あまり聞きなれない病症かもしれませんが、手首の怪我に悩まされているテニスプレイヤーは非常に多いのです。
今期はジョコビッチ選手も、錦織選手も、手首の怪我で大会欠場を余儀なくされましたね。
手首に関しては、また詳しく書きたいと思いますので、楽しみにしていてください(^^)
スポーツの秋。
怪我なく、快適に楽しむために、しっかりケアをしていきましょう。
もし、痛くなってしまったら……その時は、ビファインにお気軽にご相談ください!!