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スタッフブログ
鍼灸はその治療の幅の広さから婦人科疾患の分野でも注目をされています。
その鍼灸の治療効果が最大限に発揮されるために何が必要か、ご存知でしょうか?
様々な答えがありますが、そのうちの1つは、「臓器のそれぞれが正しい位置にあること」だと私たちは考えます。
臓器が正しい位置にあれば、各臓器が本来の機能を発揮してくれるようになります。
その上で鍼灸の治療を行えば効果がより出やすくなるのです。
なお、臓器は一つ一つ独立しているわけではありません。
それぞれで診るのではなく、臓器の位置関係を立体的に捉えることで本当に正しい位置を理解したと言えるでしょう。
さて、婦人科疾患を診る上で、子宮の位置関係の把握は最重要ポイントです。
子宮の位置、と聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、
実は子宮の位置が傾いているせいで負担がかかってしまっていることがしばしばあります。
子宮は骨盤内の下方にあります。
そのため、上部からの圧迫があると逃げ場がなく正しい位置にいづらくなってしまうのです。
上部から圧迫してしまう臓器の代表例が、「肝臓」です。
肝臓は重たい臓器であると同時に、
薬や食べ物、お酒、ストレスなど多くの負担がかかると腫れを起こし、重量で下へ落ち込みます。
その結果、子宮を上方から押しつけるような状態になってしまうのです。
押さえつけられ、正しい位置にいられなくなった子宮は本来の機能を果たせません。
これにより様々な症状や不調が出てきてしまいます。
まずは肝臓からの圧迫を取り除くことが必要です。
仰向けに寝てもらい、手指を使い肝臓を温めながら、上方に軽く圧迫し持ち上げます。
施術の前後で肝臓への叩打を行い、その感じ方で施術の効果を確認しますが、数分で効果があることがほとんどです。
次に上部からの圧迫から解放された子宮を正しい位置に戻すために、下腹部への手技を用います。
子宮がどちらに傾いているかを左右の鼠径部の動脈拍動で確認します。
その後、下腹部に手掌を当て、深呼吸に合わせながらゆっくりと子宮のポジションを戻して行くように圧迫誘導していきます。
これを数回繰り返し、もう一度鼠径部での動脈拍動を確認。
左右差がなくなれば治療の第1段階完了です。
このように解剖学の知識を活用し、まずは各臓器を本来の位置に戻して行くことで、
次におこなっていく鍼灸治療の効果を最大限に発揮できるようにしています。
東洋医学、現代医学などのさまざまな知識を、多角的な視点を持って組み合わせることでより良い結果を引き出す。
それがビファインスタッフの使命です。
もし症状や不調にお悩みでしたら、いつでもご相談くださいね。
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